私のところにはいろいろなところからニュースレターが届きます。それを読んでいて“ここを少し直したらグッと読みやすくなるのにな?”と思うことがあります。
その一つが文章の行間。読みづらいと思う時のほとんどが「行間が詰まりすぎている」ことが多いのです。
標準的な行間とは「全角」もしくは「全角の3分の2」です。行間というのは文章の行と行の間隔のことで、本文の文字の大きさと同じ幅、つまり行間に同じ大きさの文字が1つ入る幅のことを「全角アキ」といいます。
↓こちらの図でいえば、[2]と[3]が標準となります。
いかがでしょうか? [1]のように行間を空けていくと、上品に見えますがこれもあまり限度をこえると間延びしたように見えます。
また、[4]や[5]のような行間をよく見かけるのですが、これは詰まりすぎていて少し読みづらいですね。
ニュースレターを「word」で作っているなら、「書式」→「段落」のなかに「行間隔」を設定する部分がありますので、そこを「固定値」を選んで、文字の大きさの1.6倍ほどの数値を入れると良いかと思います。
今回の事例は「7日間でマスターするレイアウト基礎講座」を引用しています。