前回、ニュースレターの紙面を読みやすくする工夫として、行間の話をお伝えしましたが、これに関連して「字詰め」も重要です。
字詰めとは、一行に入れる文字数のことです。字詰めの短い例としては、新聞があります。新聞は一行11文字。字詰めが短いのでせわしなく読む感じです。同じ新聞でも小説のところは21?23文字。落ち着いて読めるようになっています。
ニュースレターに限らず、一般の文章で読みやすいとされるのは、20?30文字。短くするとニュース性が高まり、長くすると文芸風になります。私のニュースレター「らくぱのぱ」は、ちょっと新聞風のつくりにしていますので一行13文字詰めにしています。
一行の長さを35文字以上にするのはお勧めしません。なぜでしょうか?それは、行末まで読んで次の行に目を移す時に、次の行頭が探せず、読みづらくなってしまうからです。
以上、参考になれば幸いです。