2009年12月18日付日経MJ紙に毎週金曜に掲載の竹内謙礼氏のコラム【販促お悩み相談所】より。
今回のご相談は、観光地でホテル経営を営む人から、「お客さんの数が減ってきているのですが、増やす方法はありますか」という内容。
それに対しての竹内氏の回答をかいつまむと、
1)ハード面での改善は、費用対効果からみて得策とはいえない。ソフト面での充実を。
2)集客につながるソフト面の強化は、まずは「企画」。例えば、“伊勢エビ食べ放題”といった安易な企画でなく、“伊勢エビ漁に同行する”とか、“釣った魚を板長と一緒に調理する”といったぐらいの、「できそうにない」企画を発想することが重要。それも年数回でなく、月2回ぐらいのペースで。
3)次は「ニュースレター」。ハガキやチラシを郵送するだけでなく、地元のニュースや、女将のコラムなどを配信することで、ファンを増やしていく。
4)また、企画開催ごとに「プレスリリース」を配信する(ことによって、マスコミに取材にきてもらう)。
このように、「企画」「ニュースレター」「プレスリリース」は低コスト集客の3本柱を強化すれば、低コストの投資で、集客力を上げられる。
…といった内容の記事でした。
「ニュースレター」に「プレスリリース」(ついでにいうと「企画」)は、まさにうちが一番得意とするところ。
記事の最後に「時間がかかる戦略ですが、じっくりと腰を据えて取り組むことが大切です」とありましたが、まさにそう!
景気が良くなくても、10年、20年先を見ながら取り組むべきことって確かにありますよね。
そういう考えをもった経営者の方をこれからもご支援していきたいと思っています。