自己開示の文章にはどんなことを書けばいい?

信頼関係構築の第一歩は「自己開示」という話の続きです。

自己開示とは、自分がどんな人間であるかを伝えるということですが、では、具体的にはどんなことを書いたらよいのでしょうか?

自分のパーソナリティを伝える文章のテーマとしては、例えばこのようなものがあります。

  • 今の仕事を始めたきっかけ
  • 自分の仕事に対する思い
  • 自分の趣味・特技
  • 自分の家族、特に自分の子どもにまつわる話
  • 自分が子どもの頃の話
  • 失敗談、社内でのエピソード
  • 最近のニュースを見て感じること
  • 自分が感動した本や映画など
  • 旅行記・体験記
  • マイブーム(自分が最近ハマっているもの)
  • 自分が今、関心があること

ざっと挙げてみるとこんなところです。特に最後の「自分が今、関心があること」というテーマは、その人がどんな人物かを表すのに最適なテーマです。

自己開示

ふだん文章を書き慣れていない人が苦手とするのが、自分のことを書くことかもしれません。書き慣れるまでは、“良い文章を書こう!”とか、“ウケる文章を書こう!”と力が入ることがありますが、それではなかなか書き進められないと思います。素直な気持ちで自分の一番親しい人に話しかけるように書いてみてください。

また、会社やお店の歴史を書いたり、旅行記・体験記を書いたりする時は、単に記録的に書くのでなく、その時自分が何を感じ、どう思ったかを忘れずに書いてください。読んだ人が感情移入するのは、あなたの人柄が現れた部分だからです。

文章は上手くなくても良いのです。素直な気持ちで書いた文章にはその人の人柄が必ず現れます。それでOKです。自己開示という目的を充分果たした文章になっているはずです。

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